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Temple Morning
テンプルモーニング
お寺で朝、掃除をしませんか
Temple Morning
（テンプルモーニング）
はじめませんか？
法源寺・林應寺住職
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朝はお寺のゴールデンタイム
突然ですが質問です。
皆さん1日の中でお寺を訪れるのに、一番気持ち良くお参りできるタイミングっていつだと思いますか？
朝？昼？夜？それとも真夜中の丑三つ時…。
様々な意見があると思いますが、私の独断と偏見でオススメしたいのは、断然「朝」です。
昇る朝日に照らされた本堂。
まだ、人も車の通りも少なく静まりかえる境内。
朝の凜とした静謐な空気の中に鳥のさえずりが響く。
深く息を吸い込むと清らかな何かが自分の中に入ってくるような気がする。
そんな空間に身を置いて、１日をスタートしてみたいと思いませんか？
朝の来ないお寺はない！
#テンプルモーニングを
始めよう
…掃除は誰でもできるし、どんなお寺でもできます。というか、掃除をしないお寺はないので、どこのお寺もすでにやってます。何か新しく始めることは負担が大きいですが、もともとやっていることを続けながら「一緒にやりませんか」と呼びかけるだけなら、取組みとしてもこれほどハードルの低いことはないだろうと。
テンプルモーニングには、老若男女、職業や立ち場を問わずいろいろな人たちが集まってきます。だから、コミュニティとしても面白い。入り口に「掃除」というアクションがあるおかげで、「出番があるから、そこが居場所になる」という、コミュニティづくりのサイクルが勢いよく回ります。人と人との距離感がちょうどいいんですね。おしゃべり好きな人はわいわいしゃべりながらしても良し、内気な人は黙々と集中しても良し。どちらにしても、無理なく自然に過ごせます。先日、キンコン西野さんと対談をしたときに、「クルマでドライブしているときって、しゃべっても、黙っても、寝てしまってもいい。あの距離感がコミュニティを作るときにいいんですよね」と語っていらっしゃいましたが、まさにそんな感じです。
Temple Morningをはじめてみたいお寺の方へ
◆テンプルモーニングの開催に許可は必要ありません。
これまで、「うちのお寺でもテンプルモーニングを始めたいんですが、どうやって許可をもらえば良いんですか？」と問い合わせを受けたことがあります。
答え：全く許可は要りません。
「テンプルモーニング事務局」を立ち上げましたが、名称やアイディアを独占することを目的としているのではなく、あくまでも「テンプルモーニングが良い形で広がる」ことを目指して活動をしていきます。
テンプルモーニングは、読んで字のごとく「お寺の朝」です。誰のものでもありません。「うちのお寺の朝」が、そのまま「うちのテンプルモーニング」です。テンプルモーニングという名称は、遠慮なく勝手にどんどん使ってください。
その他、各お寺の環境や状況等の特徴に合わせてアレンジしてみてください。
◆必ず「掃除」は入れてください。
前項でもふれた通り、それぞれの事情で内容や開催ペース・時間をアレンジしていただいて構いませんが、「掃除」は必ず内容に入れてください。
参考までに現状の開催寺院で多いのは次の通りです。
時 間：7時～7時30分から開始し、開催時間は1時間程度。
内 容：朝のお勤め(20分)→掃除(20分)→お茶・お話(20分)
ペース：月１～２回
◆特別な準備は必要ありません。
「お経」「掃除」「お茶」どれも、これまでお寺の中で行われてきた日常的な営みです。
未経験の要素や新たに用意する備品も必要なく始められることがテンプルモーニングの良いところです。
◆テンプルモーニングを多くの人に知らせよう！
始める際に、よろしければ事務局へご連絡ください。
事務局作成の「Temple Morning開催寺院マップ」への掲載と、TwitterやFacebookなど告知する際の媒体も合わせてお知らせくださればマップ上の説明欄でリンクも貼って、テンプルモーニングを多くの人に知らせるサポートをさせていただきます。
◆ホトカミを活用すると、開催寺院まとめページに掲載されます。
お参りの記録共有サイト「ホトカミ」の公式アカウントに登録して、体験カテゴリの「掃除ができる」にチェックを入れると「【Temple Morning（テンプルモーニング）】日本全国の掃除ができる神社お寺まとめ」ページに掲載されます。
新たなご縁を結ぶきっかけにもなると思いますので、ぜひご活用ください。
◆ハッシュタグ#templemorningを使って発信してください。
TwitterやInstagram等のSNSでは、既に多くの投稿がハッシュタグ#templemorningを使って発信されています。
興味を持った方や全国のテンプルモーニング仲間との情報共有のためにもぜひご使用ください。